ビタミンの種類と主な効果

人が健康的に生きていく上では、13種類のビタミンが必ず必要となっています。
体内で作り出すことが出来ないので、食事やサプリメントで上手に摂取する必要があります。

ビタミンの種類と効能

当サイトは、ビタミンCの情報サイトですが、その他のビタミンは、どんな種類があって、どのような効能があるのかを簡単にまとめました。

性質 栄養素名 主な効能 推奨摂取量 上限量
水溶性 ビタミンB1 疲労の回復を早める。
糖質(炭水化物)の分解を助ける。
1.0~1.5mg -
ビタミンB2 肌を健康に保ち、脂っぽい皮膚を抑える。
脂質の分解を助ける。
0.9~1.6mg

-

ビタミンB6 中枢神経の働きを正常に保ちます。
タンパク質や脂質の分解を助ける。
1.2~1.4mg 60mg
ビタミンB12 赤血球の生成を助けて、悪性貧血を予防する。
腰痛・肩こりを緩和する。
2.4μg -
ナイアシン アセトアルデヒドを分解し二日酔いを予防・緩和する。
糖質・脂質・タンパク質の分解を助ける。
9.0~15.0mg 300(100)mg
パントテン酸 ストレスへの抵抗力を高める。
ビタミンCの働きを助けて、肌を健康に保つ。
5.0~6.0mg -
ビオチン アトピー性皮膚炎を緩和する。
肌や髪を健康に保つ。
45mg -
葉酸 胎児の先天性発育不全を予防する。
赤血球の生成を助けて、悪性貧血を予防する。
240μg -
ビタミンC コラーゲンの生成を助け、ハリのある肌を保つ。
活性酸素を除去する。
100mg 1000μg
脂溶性 ビタミンA 目の潤いを保つ。
活性酸素を除去する。
550~750μgRE 3000μgRE
ビタミンD カルシウムの吸収を助ける。
筋肉の収縮を助け、痙攣などを防ぐ。
5μg 50μg
ビタミンE 血液をサラサラにする。
活性酸素を除去する。
7.0~9.0mg 600~800mg
ビタミンK 出血した時に、早く血を止める。
骨を石灰化するのを助ける。
65~75μg -

ビタミンの定義

ビタミン学会では、「微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず 自分でつくることができない化合物」と定義されています。
つまり、食事などの何らかのかたちで、体内にビタミンを取り入れなければ、健康的には生きられないということを指します。

最近では、美容目的での注目が集まっているビタミンですが、それ以前に、人が生きていく上で欠かせない栄養素であるので、しっかりとした知識をもち、必要最低限の摂取を心がけましょう。

ページの先頭へ